『家の光』ざっと読み〜農家経営と近所づきあい、風邪予防のライフハック

ユキジに投げられたいと思った、もはやイノセントな少年ではない僕は、
背後に立ちはだかるや否や投げられるという恍惚のあとに待ち受けるものとして「それでも僕はやってない」の世界をありありと思いうかべられます。
そんな自らの成長の軌跡を走馬燈のようにかけめぐらせた『家の光』11月号のざっと読みの時間です。

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20世紀少年(第2章) 最後の希望 通常版 [DVD]

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立松和平の元気探訪は最終回「人間の絆」。
農家は社長だとつくづく感じた。
土地さえあれば、家族プラス1名ぐらい雇えるという見本のようなJAみな穂管内の農家の紹介。
紹介されている世界はまさしく農村。
「人の家で飲んだり、事務所で飲むこともある。肉きたぞーっていえばくるし、魚があるといっても集まる」
そんな世界。
すばらしいのは、そんなしがらみの深い農村にあって、その子どもは、跡を継ぐと言っていること。
それを知る親は、もっと世界を知って欲しいと語る。
でも、子は、おそらく地元の、農のつく大学を出ると決意を固めている。
「親がそういうなら」と4年間のモラトリアムを謳歌するのでなく、その子の農業大学校という選択に、ひたむきさを感じるのは僕だけだろうか。
「普通」教育、そしてその延長線上の専門教育と、農業教育の隔たりをなんとなく感じた。
それはともかく、かの地で営々と農業が続いていくことを願ってやまない。


続いての注目は、「藤井恵のとりたてクッキング サツマイモ」。
うまそうだったけど、個人的に芋の種類と、それがどの調理・料理に向いているのか知りたかった。


続く注目は、「家族みんなの風邪予防術30」。
「あったかドリンク」として、ショウガ湯、ショウガ紅茶、しょうゆ番茶、梅しょう番茶、レンコン湯、ダイコン湯と6種類も紹介。
まさしく風邪予防のライフハックであり、おばあちゃんの知恵袋を一歩さきを行っているところがすごい。


最後の注目は、「お父さんといっしょに作ろう!親子弁当」。
ついに、時代はお弁当作りにお父さんを要請しているようですぜ。


そんな11月号でした。
ちなみに、「両親にささげる娘たちからの絵本」「この子にこの親あり子育てわたし流」には、ちょっとうるっときます。
ちらっと紹介。


ウド鈴木の親御さんは、コメ農家。
デパートの販促に手伝いにきた、息子ウドは、ラップに包んである御飯を荷物片手の客をおもんばかって開いて渡したり、子どもには目線の高さを合わせて話したりとすばらしい対応。
そんな機微をみのがさず、お笑い芸人としてのプロ根性を見出す親御さんのまなざしのあたたかさときたら、なんか染みますなぁ〜