時事

高岡蒼甫騒動に思う

フジテレビ系列を名指しで、韓流に流されすぎではないかと主張した高岡蒼甫。 右寄りな思想信条を吐露した役者というそれだけなのだが、メディアの恐ろしさを露見する事態に発展しているように思えるし、なんかこの国に燻っている気持ち悪さを言い当てた気が…

遠くにありて思うこと〜東北太平洋沖地震を後世に残すべき歴史として記録するために

パニック映画さながらに、大地は揺らぎ、津波が街を飲み込んでゆく。 まさしく驚天動地のあり様が、連日連夜のニュースで報道されている。 カメラやマイクを向けられた人々は、不安で張り裂けそうな心を後回しにして、時に言葉を詰まらせながら、自分ができ…

仕訳けてもらいたいもの

これはもはやあふれすぎていて、まぎらわしい。 何よりも、僕はこれを仕訳てもらいたい。 それは、人差し指を天に突き立てるポーズだ。 まずは↓ http://www.jimin.jp/jimin/kouyaku/22_sensan/pdf/poster_green.pdf 民主との違いをアピールするのに役立った…

口蹄疫の対応の遅れと農畜産業の保護主義批判の反批判

口蹄疫の対応が遅れているのは、マスコミが伝えるとおりで、批判さるべき部分もある。 ↓の医師が、仰せのとおり、ワクチン接種に踏みきれなかった事情の文脈に間違いはない。 http://agora-web.jp/archives/1023695.html 関係者には周知の事実だが、マスコミ…

NHK土曜ドラマ「再生の町」と不安の時代

NHKの土曜9時が熱い。 愛と憎しみの間で葛藤する刑事を描いた「リミット」に続き、放映されているのが地方財政問題に骨太に斬り込んだ「再生の町」である。 「再生の町」とは、財政破綻寸前の架空の都市「なみはや市」が、再起をかけてニュータウン事業を凍…

『家の光』ざっと読み〜2009年10月号

今月10月号の表紙は、女優さんカムバック! 眉毛と唇が素敵な石原さとみさん。 先月の表紙もっくんは、冒険かと思いきや、おばさまがたに人気だったのか、売れ行きがよいところがあったとか、なかったとか。 素敵なのは眉毛と唇だけで、ナルシストな感じが僕…

家の光から見る危機〜認知症 みんなで看れば 怖くない

ぽっくりいったらもっくん、納棺して! そんな9月号です。いつも女優さんなのに。 今月は、前回より、フラストレーションを内に秘めながら、はじめます。 『家の光』ざっと読み。 特集は、「わたしと家族と認知症」。 ポイントは、マンツーマン介護の限界を…

『家の光』から見る危機〜同居する戦争忌避意識と国益主義

戦後日本の歩みがはじまった月と言えば、8月。 『家の光』8月号の特集は「いま、語り継ぐ戦争」。 僕なりにとらえたこの特集のポイントは三つ。 銃後の「被害者」としての戦争語りから、「加害者」視点も含めて伝えることで、反戦は語られ、(憲法9条の戦…

H国原の道は、Hトラーに通ず?〜アラビアのロレンスに学ぶ

東国原知事「首相になったら橋下知事に大臣を」 2009.7.4 08:01 大阪府の橋下徹知事(40)は3日夜、大阪市内で宮崎県の東国原英夫知事(51)と約1時間半にわたって会談した。その後、2人はそろって大阪府庁で会見。地方分権改革の推進が必要との認識…